中岡 起代子

中岡 起代子

弁護士・弁理士

パートナー
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1994年に東京理科大学理学部化学科を卒業した後、10年間株式会社日立製作所知的財産権本部に勤務し、デジタルカメラ、TV、ICカード等の特許出願や、半導体分野の特許交渉、侵害訴訟を担当。日立製作所在籍中の1997年弁理士試験合格。その後、早稲田大学法科大学院に入学し、2007年修了、2008年12月弁護士登録、2009年1月から2015年4月までホーガン・ロヴェルズ法律事務所外国法共同事業において、日本知財チームの一員として勤務し、その後、当所に入所し現在に至る。

主に、日本における知的財産権の保護、とりわけ模倣品対策および特許侵害訴訟に従事。模倣品対策については、ブランド品の模倣品の税関での輸入差止、模倣品販売業者に対する警告等の業務を取り扱う。特許侵害訴訟については、通信、化学および医薬品の分野における事件を数多く取り扱う。更に、知的財産権業務に加え、企業法務、個人情報保護、労働に関する商事案件も幅広く扱う。
国際知的財産保護協会(AIPPI)日本部会に所属。2012-2013年に東京理科大学MIPにて客員教授、2009年-2012年早稲田大学法科大学院にてアカデミックアドバイザーを務めた。2018年から日本知的財産協会で年8回にわたる判例研究コース(E7コース)を担当し、2021年から日本弁理士会の特定侵害訴訟代理業務能力担保研修の講師を務めている。

使用言語は日本語および英語。

著書・論文

  • 「電子商取引(EC)発明の特許適格性」(知財管理1999年8月号)
  • 「日本版トレードドレスに関する一考察-店舗外観について不正競争防止法による保護を認めた仮処分決定について-」(知財管理2018年3月号)
  • 「公道カートのレンタル業者に対するゲームキャラクターのコスチュームの使用差止を認めた事例-東京地方裁判所平成30年9月27日判決・不正競争行為差止等請求」(DESIGN PROTECT 2019年121号)
  • 「『ステーキの提供システム』について発明該当性を肯定した事例(知的財産高等裁判所平成30年10月17日判決(平成29年(行ケ)第10232号))」(AIPPI会報第64巻第9号 2019年)
  • 「店舗外観・内装の保護[マサキ珈琲店事件]」(東京地裁平成28年12月19日決定評釈)『商標・意匠・不正競争判例百選』(有斐閣・第2版・2020)
  • 「修理する権利と知的財産権の保護」(「ESGと法務」清文社)